毎日花に水をあげること
長い休みをもらって気づいたことがある。
仕事に追われて私生活が疎かになっていたこと。
仕事していれば私生活が疎かになるなんてみんなそうだろう。
でもそれって結構切ないことなんだなと気づいた。
働かなきゃやっていけない。サービス残業なんて当たり前。
当たり前だから無理して頑張ってやらなければいけない。
そんな世の中って悲しい。
毎日花に水をあげる余裕もなくなっていた。
空になったティッシュケースを捨てることでさえ面倒になっていた。
身体にいいものなんて考えずに食事していたし、睡眠時間は6時間だったけど本当は10時間必要だった。
もちろんどんなに忙しくても私生活が完璧な人だっているだろう。
完璧じゃなくても要領よく必要なことを必要なだけこなせる人もいるだろう。
でも自分はずぼらな人間だし、何をするにも時間がかかるから面倒になってもういいやってなってしまう人間だ。
本当は今くらいの余裕があると幸せに生きれる。
でもきっとそうなったらそうなったで、やっぱり仕事がしたいってなるのかもしれない。
私は結局ないものねだりだ。